おかえり、ただいま
もういちねん、たったらしい。
わたし自身が、りあこだと気づいた去年の9月。
じみんくんのことが、すきだと気づいた去年の9月。
じみんくんが、誰にでもやさしくてあったかいひとだと
改めて感じた、去年の9月。
そのやさしさに勝手に傷ついた去年の9月。
それでもやっぱりだいすきだとかんじた、去年の9月。
もういちねん、たったらしい。
そして、まただいすきなじみんくんの誕生日をむかえる。
4月から生活の環境もかわり、わたしの目の前のせかいが
一気に広がり、新しいものをたくさん見ることが増えた。
また、COVID19という、世界中を苦しめ、傷つける
ウイルスにより、今までとは違う生活を送らなければならない日々が何日も続いている。
4月、行われる予定だったソウルコンもキャンセル。
わたしの夢だった。
ソウルコンが当たったときの喜びは、今でも覚えてる。
手が震えて、放心状態になり、頭が真っ白だった。
何回も画面を見て確認した。
当選されました、の文字。
やっといける、、。わたしの夢だった、願ってたソウルコン。
しかし、COVID19はさらに世界中に広がり、密になるLiveや国外への渡航など、かなり制限をされ、世界中の人々が苦しい日々を過ごすこととなった。
あのとき、びっひの判断はとても素早く、
正しい選択だったと思う。
ただ、あまりにも悲しかったし、悔しかった。
仕方ない、仕方ない、何度もわたしに言い聞かせた。
でも、だいすきな7人のことを思うとさらに悲しかったし
悔しかった。
ステージに対する、想い、熱量、は半端じゃなくて、
7人も私たちの反応をリアルに見ることができるからLiveがすきだと言ってた。それを思うとさらに胸が苦しくて張り裂けそうだった。わたしも悲しいけど、彼らもきっと同じ気持ちなはずだし、その決断をせざるを得なかった事務所、関係者の方々も同じ気持ちだろうと、自分の気持ちを封じ込めた。
封じ込めたはずの悲しさや悔しさはわたしを深い、深い、深い暗い海へ溺れさせた。
周りは何も見えなくて、光も見えなくて、ずっと彷徨い続けた。
多分このときからだとおもう。
なんだか少しずつ7人から離れると同時に、じみんくんのことを考えるのをやめて頭の片隅に置くようになった。今までじみんくんのことしかあたまになかったわたしの生活が一変した。
曲も聞かない、コンテンツも山積み。
彼らのいない生活をおくった。
なんだかつらいし、きついし、もやもやするし、それと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。SNSも離れ、何も情報が入ってこない、彼らのことを知らない、日々が続いた。
むらさきいろがしろいろに、変わる前に、、
むらさきいろを、守る、、。(4月に書いたもの、)
って、彼らをだいすきな気持ちを守るつもりが、さらに自分によって傷つけてしまったんじゃないかって今となっては思う。
気づけばあっという間に4ヶ月たっていた。
そんなとき、Dynamiteがbillboard100で1位をとった
という、ニュースが飛び込んできた。
もともと洋楽がすきなだけあって、Dynamiteはわたしの耳になんだか馴染みのあるような、、。
なんだろう。すんなりと耳に入ってくる曲でリリースしてから何度か聴いていた。ただ、わたしの知っている防弾少年団とはまた違うテイストの曲で、彼らの曲なのか、、?と、すこし不思議な気持ちだった。
リリースと同時に、MVとpractice動画も出された。
久しぶりに見よう〜!っと思って、見てみたのだけれど、そこでわたしは、じみんくんのだんすに見惚れてしまい、終いには、大泣きしていた。なんだか懐かしいような、寂しいような、、。そんなじみんくんのだんす、、。
初めてじみんくんをみたときのことを思い出した。
舞ってるように踊る人がいる、、
思い出してから、涙は止まらなくて久しぶりに嗚咽が出るくらい泣いてしまった。じみんくんから離れてた数ヶ月間。
現実と向き合えず、わたしから目を背けてしまったこと、わたしがしたことだったけど、本当は苦しかったこと。寂しかったこと。ずっと心に引っかかりがあったこと。ぜんぶ、ぜんぶふまえて、涙の理由がなんとなくわかった気がした。
流したたくさんの涙によって、彼らから離れていた数ヶ月間感じていた心の暗くてもやもやとしたものがなんとなくとれたようなきがした。
少しだけ気持ちが軽くなりはじめたところで、
わたしは、上映されていた
BREAK THE SILENCE THE MOVIE:PERSONA
をふらっとみにいった。久しぶりの彼らを目の前に、少し恥ずかしい気持ちもあったが、いざ 始まると冒頭からなぜだかずっと涙が止まらずつけていたマスクまで涙で濡れてしまっていた。2019年彼らとともに時間を過ごしていたからこそ、
懐かしさと、寂しさと、心地よさと、愛おしさ。
たくさんの感情がわたしの中でぐるぐると周り、言葉にできない大きな、大きな感情が生まれた。言葉にできない代わりに、わたしの目からはたくさんの涙が溢れた。
拭いても、拭いても、止まらなくて、、。
見終わったときに、最初に感じたのは
やっぱり、防弾少年団が、だいすき。
ただこれだけだった。
彼らのいない時間を苦しく、寂しく、過ごしていたこともあったけど、やっぱり彼らがだいすきだというあったかい気持ちになった。
彼らのいなかったここ数ヶ月のわだかまりも、この時やっとぜんぶ、ぜんぶ、涙と一緒に流れていった。なんだか、新しいわたしと出会った感じがした。
今、こうやって振り返ることでやっと自分の気持ちを整理することができたなぁ。っと改めて感じる。
ソウルコンがキャンセルになり、彼らに会えなかったことを
わたしなりに受け止められた気がしてる。やっと、やっと、受け止めることができた。遅すぎたのかもしれない。でも、遅くてもちゃんとまた彼らと向き合うことができて、本当によかったと心の底から思う。
だいすきなじみんくんの誕生日なのにも関わらず、わたしのことをつらつらと書いてしまった。ただ、じみんくんの誕生日をまた、ちゃんとお祝いできたことに意味があったんじゃないかなと、勝手にホッとしているわたしもいる。
ここ数日の生活はまた変わってきた。
また少しずつ、彼らの曲を聴くようになり、溜まってたコンテンツも少しずつ消化しはじめている。まったくいなかった彼らが、わたしの生活の中に戻ってきた。
おかえりなさい。
そしてわたしはやっぱり、もどってくるのはここみたいだ。
ただいま。
1年前の推し方とはまた違うけれど、ゆっくり、わたしなりのペースでまた彼らと向き合っているところだ。
もういちねんたったらしい。
じみんくんは今日誕生日だ。
何をして過ごしているのだろうか。
おいしいものを食べてるだろうか。
素敵な時間を過ごせてればいいなと心から思う。
だいすきなひとたちと、過ごせていますように。
身体に気をつけて、健康に過ごせてますように。
すてきないちねんを過ごせますように。
たくさんの幸せで溢れてますように。
じみんくん、おめでとう。
わたしは、じみんくんがだいすきで、離れられないみたい。
せかいでいちばんのじみんくん。
愛してます。
2020.10.13 chimi